不登校の中学3年生のお子さまの進路について

 不登校のお子さまやご家族の方で中学3年生になると心配なのが進学や高校受験についてだと思います。特に強く不安に感じるのが欠席日数と学力の2つだと思いますので解説していきます。
 まず、欠席日数についてはそれほど心配する必要がありません。呉市内の私立高校は調査書において従来から出席日数を制限していませんし、公立高校においても入試制度の改訂により調査書で出席日数を明記する欄が無くなり受験する高校に出席状況を伝える必要がなくなったためです。入試にいおいて不登校であることでの不利はなくなりました。
 次に学力の心配についてです。学力については受験する高校に応じて求められる学力をクリアする必要がありますから他の受験生と同様に一定の努力が必要です。ただし、入試においては合格に必要な学力と合格できるだけ得点すればいいので、3年間の全ての内容を完全に理解する必要はありません。一人ひとりの状況と目標に合わせた対策が必要です。

勉強のやり方について

次に勉強をどうやって進めていけば良いのかについてです。お子さまがいつから不登校で中学校の内容をどこまで習い理解できているかによって進め方は様々ですが、ここでは中学校で習う範囲の学習を全く教えてもらっていない前提で、入試対策としての勉強の進め方をお伝えしようと思います。
まず、私立高校の場合国数英の2教科で受験できる場合があるので、教科は英数から始めるのが良いと思います。数学は正負の四則計算、文字式、方程式など計算問題を中心に進めます。英語は動詞の活用を中心に文法を固めていきましょう。
これらの分野は入試問題では大問1で出題されるため定着すれば得点に直結します。
文章題は一人で進めるのは難しいので誰かに教えてもらえる環境が欲しいところです。

通信制高校で合格をひとつ確保するという方法

受験では合格する生徒さんもいれば不合格になる生徒さんもいて、高校受験も例外ではありません。不合格になるかもしれないという不安から本来の力を発揮できないことも考えられます。もし志望校が決まっているけど準備不足だと感じられたり不安が強いという場合には、予防策として通信制高校を受験しておくという方法をお勧めします。
全日制高校と比べて合格が容易であることや、受験回数や時期が全日制より融通が利くため事前に合格しておけるという点などがその理由です。志望校の合格が不安だという場合でも、進学先が一つ確保できていると不安を減らすことができるからです。

KCP学習センターでも願書を随時受け付けていますから事前に合格しておくことは可能です。

ご相談ください

このページでお伝えしたことは一例で、お子さまの様子は一人ひとりが違います。KCP学習センターKATEKYO呉校では無料の教育相談を実施しています。全日制高校を狙えるか、通信制高校の仕組みを知りたい、どんな高校があっているのかなどKATEKYO呉校に入るための質問でなくても構いません。誰かに相談することで少しでも不安が減るのであればぜひご相談ください。